風を入れる前に知っておきたい湿度の話
2026.06.11

こんにちは。
上田建築工房の池田です。
全国的に梅雨入りしましたね。
この時期は湿度が上がりやすく、ジメジメした日が続き、岡山県では湿度が80%を超えることも珍しくありません。
この時期に「窓を開けておけば涼しいから」と、長時間、窓を開けられる方も少なくないと思います。
しかし、そうすることで室内よりも多くの水分を含んだ空気を家の中へ運び込むことになるため、家の中の湿度が高くなる場合があり、これは返って逆効果になります。
家の中の湿度が高くなると起こるリスクとしては、カビが一番頭に浮かぶのではないでしょうか?
カビは湿度70%以上で活発に増殖するといわれています。
つまり梅雨時期に窓を開けてしまうと、カビの発生率を極めて高くしてしまうことになりかねません。
窓を開けるよりもこの時期はしっかりとエアコンの除湿運転を利用することをオススメします。
人間にとって最適な湿度は40~60%と言われており、ジメジメしすぎず、乾燥しすぎずのちょうどいいラインです。
またカビの発生率ももちろん下がります。
エアコンの除湿運転でも、多くの場合、湿度を50~60%くらいにできる能力はありますので、この時期の除湿は、エアコンに任せるのがいいかと思います。
一つ注意していただきたいのが、暖房期に比べて、冷房、除湿期の方がエアコンの手入れが必要です。
冷房使用時は、エアコン内部が結露し、そこにホコリ等が付着すると、カビや細菌、異臭の原因になります。
最近のエアコンは、内部クリーン機能というものが付いていて、停止後に機械が結露で濡れた内部を乾燥させてくれるようになっているので、そちらを使用するだけでも、エアコン内部のカビの発生をかなり抑えることができます。
とはいえ、100%は防げないので、フィルター清掃に加え、必要に応じて専門業者による内部洗浄も検討すると良いでしょう。
このように、梅雨時期は温度だけでなく湿度の管理が快適な住まいづくりのポイントになります。
湿度を適切にコントロールすることで、カビやダニのリスクを抑えながら、より健康的で快適な暮らしにつながります。
ぜひご自宅に湿度計を設置して、室内環境を見える化してみてください。
湿度を意識しながら、梅雨の季節も快適に過ごしていきましょう。

今回はこの辺で。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すべてに感謝

