建築家 安藤忠雄氏
2026.02.13

こんにちは。上田建築工房の上田です。
暦の上では春になりましたね。
朝晩の冷え込みはまだまだ続きそうです。皆さんご自愛くださいませ。
さて、池田がブログにも書いておりますが、NNAさん主催のメンターリングセミナー研修に社員が参加しました。
私は今回は参加しておりませんが、以前和歌山で開催された際に受講してとても良かったため、ぜひ社員のみんなにも体験してほしいと思い、受講してもらいました。
社員を車で送り届けた後、私はひとり、以前から気になっていた安藤忠雄建築巡りをさせていただきました。
安藤忠雄氏は若い頃、プロボクサーを目指していた異色の経歴の持ち主です。 その後、独学で建築を学び、世界的建築家へと上り詰めました。 その生き様からは、並外れたバイタリティーを感じます。
これまでにも成羽美術館や直島などの安藤建築に触れてきましたが、今回は初めてのAndo Gallery、ワクワクが止まりません。
最初に向かったのは“日本橋の家(Gallery)”
しかし、到着してみるとまさかの休館日…。
「平日だから大丈夫」と思い込んでいた自分の大失態でした。
けれどその代わりに、23歳の頃によく歩いた黒門市場を久しぶりに歩きました。
当時の面影を残しながらも、観光地として大きく様変わりした姿を見ることができ、これはこれで貴重な時間になりました。
そして本命の“Ando Gallery”へ。
有名な螺旋階段の周りでは、国内外の若い設計者たちが熱心に写真を撮っており、安藤建築が、いまもなお多くの人の憧れであることを実感します。

館内には数々の建築模型や映像展示。
作品の思想やプロセスに触れることで、「建物」ではなく「哲学」に触れているような感覚になります。
そして印象的だったのが、展示されていた『青いリンゴのオブジェ』

安藤氏の強い想いが込められていると知り、深く心を打たれました。 10年後、この場所に立った時、自分はどう成長しているだろうか? 自然とそんなことを考えていました。
最後に訪れたのは“こども本の森 中之島”

子どもたちのための図書施設ですが、空間のつくり方や光の取り入れ方、素材の使い方。
すべてに安藤建築らしい優しさと力強さが共存していました。

この日の神戸には雪が舞い、大阪市内もとても寒い一日でした。
けれど青りんごの想いに触れ、建築の力を改めて感じて心は不思議と温かくなっていました。
社員にとっても、私にとっても、きっと有意義な一日になったはずです。
また10年後、成長した自分とこの場所を訪れたいと思います。

すべてに感謝

