リレーマラソン初参加
2025.10.15

こんにちは。
上田建築工房の池田です。
朝夕は涼しくなり、山々も紅葉が覗え、秋の訪れを感じるようになりました。
ただ季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。くれぐれも体調には気を付けていきたいものです。
さて、先日、トマト銀行主催の6時間リレーマラソンに弊社が所属する工務店の会の一員として出場しました。
初参加ということもあり、“6時間の間リレー形式で走る”ということは私にとって未知の世界でした。何より、長い距離を走るのは大学時代の部活動ぶりで『本当に走れるのだろうか』ととても不安でした。
ただ皆に迷惑をかけない程度には走ると決めて、ウェアとシューズを購入し、その日から練習を始めました。
そして、迎えた当日。
会場に着くとまず人の多さにビックリしました。屋台も多く並び、仮装をした人たちもいてお祭りのような感じでした。
会場の雰囲気に圧倒されながら、いよいよスタート時間になりました。今回私達のチームは8人で、一周1キロ弱を一周交代で繋いでいくというふうに決めました。トップバッターは会長が務めてくれました。
スタートの合図とともに一斉に第一走者が走りだし、ここから6時間の長い戦いが始まった、そんな気持ちでした。

そして回ってきた自分の番。前走者からタスキを受け取った瞬間自分にスイッチが入りました。周りに他チームのランナーもいますので、競争心に火が点き、自分が練習で走っていたペースよりはかなり速いタイムで一周目を走り終えました。
『このペースでいって体力が持つかな』と心配はしましたが、チームの皆が背中を押してくれてなんとか最後まで走りぬくことができました。
最初は『6時間は長いな』と感じていましたが、走り出すとあっという間だったように思います。終わってみれば、私自身は計7周、約8キロ、チームでは55周、約64キロを皆で走りぬきました。
走り終わった時には何にも代えがたい達成感がありました。そして私自身こんなに自分が走れるとは思っていませんでした。その要因は、チームの力だと感じます。皆が繋いできたタスキを受け取ると心が燃えて、そしてラストの一番しんどいところで、次走の仲間がみえると、最後のひと踏ん張りで足が動いてくれる。55周を走りぬいたみんなの汗が染み込んで少し重くなったタスキ、そのタスキの匂いは今でも覚えています。

正にあれは青春だったと思います。チームのすばらしさ、そして強さが身に染みた日になりました。私はリレーマラソンを通じて走ることが少し好きになりました。次はハーフマラソンに挑戦しようと思います。そして来年も参加できるならリレーマラソンに参加したいと思います。
今回はこの辺で。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すべてに感謝