経営指針発表会と社内勉強会
2024.10.17
いつもお世話になっております。
上田建築工房の上田です。
日ごとに秋の気配を感じる今日この頃、お変わりありませんでしょうか。
さて、今回のブログでは、毎年9月末に行う
経営指針発表会についてお話ししたいと思います。
今年は9月26日に岡山県新見市にある、まなび広場にいみで開催しました。
午前中は「至誠人になるための学習」をスタッフ全員で参加し、
講師として税理士法人久遠の代表社員、前原幸夫氏にお越しいただき、
「あなたにとって志事とは」というテーマで勉強会を行いました。
まず最初に学んだのは、「暗病反ことば」と「名元素ことば」です。
暗病反ことばとは「忙しい」や「つまらない」、「疲れた」といった
否定的で気持ちが暗くなる言葉のことで、
D言葉の5段活用(どうせ・だって・でも・できない・だめだめ)もこれに含まれます。
反対に名元素ことばは「嬉しい」や「楽しい」、「素敵だ」といった
明るく前向きな、肯定的な響きの言葉です。
前原氏は「人生はやまびこで、振り子の原理と同じように、
自分が発した言葉はやまびこやこだまのように自分に返ってくる。
だから前向きな言葉を使おう」と仰っていました。
また、「全て目の前で起こっている現象は中立であり、自分の都合(捉え方)で物事は変わる」とも仰っていました。
例えば、長い間雨が降っていないときの雨と、
楽しみにしていたゴルフの日に降る雨は同じ現象ですが、
自分の都合で良くも悪くも感じられます。
自分の都合をなくし、常にBESTだと思っていこうと思いました。
勉強会を通して、一番記憶に残っているのは
「1人ひとりが唯一無二の存在である」という言葉です。
自分と全く同じ人はこの世にはおらず、同じ人生を歩んだ人もいません。
壁にぶつかってもヒントはありますが、正解は自分自身しかわからないため、
逃げずに全力で立ち向かっていくことが大切だと感じました。
最後に、木下晴弘著の「涙の数だけ大きくなれる!」で紹介されている
「あるレジ打ちの女性」のお話をスタッフ全員で読みました。
感動するお話なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
午後からは第19期経営指針発表会を開催し、
一緒に経営の勉強をしている方や つながりのある銀行さんなど、
スタッフを含めて約20名で開催しました。
当社が法人に変わり、前原氏と顧問契約を結んで約20年になります。
前原氏も「そうか、もう来年は20年か」と共に歩んできた厳しい時代を思い返していました。
本当に20年間のご指導のお陰だと感謝しております。
まだまだできることややらなければならないことはたくさんありますが、
1年の節目をスタッフや関係者と毎年祝えることを有難いと思いながら、
来年も全力で取り組む覚悟を皆様にお伝えし、無事に終わりました。
すべてに感謝