山口県観光②
2024.03.15
こんにちは!
上田建築工房の池田です。
ここ最近、毎日朝と夜に血圧をチェックしています。
健康を意識するようになりました。
何をするにしても健康な体があってこそですからね。
あなたは何歳ですか?
という話はさておき、今回は前回の続きで山口に旅行に行った話を綴ります。
前回は角島大橋に行き、元乃隅神社に訪れたところまでお話ししました。
今回のメインは湯田温泉。
私は温泉が昔から好きで、休みになると家族と行ったり、一人で行ったりします。
山陽路随一といわれる湯田温泉。
明治時代には多くの勤皇の武士たちがここに集い、倒幕の秘策を練っていたそうです。
私も温泉に浸かりながら
「きっと長州の志士たちはこの温泉で心身の疲れを癒していたのかな」と思うと
感慨深いものがありました。
湯も最高に良かったです。体の芯まで温かくなり、疲労がすべてふっとびました。
温泉街には、所どころに足湯ができる場所があり、許可も必要なく浸かることが出来ます。
仕事帰りや、飲み終わりなんかに良いなあと思いました。
そして迎えた2日目。
この日は私がずっと行きたいと思っていた場所で
一番楽しみにしていた場所に行きました。
それは、松下村塾です!!
私は明治時代が好きで、大河ドラマの「龍馬伝」や「せごどん」が大好きです。
明治維新って日本を変えていかないといけない!
と多くの若者が奮起した激動の時代で
それがあったからこそ今の日本があると強く感じてます。
明治維新の立役者の多くは長州藩の方々で有名どころで行くと
「高杉晋作」や「久坂玄瑞」などが挙げられます。
その方々を教育した方が吉田松陰先生であり、その学び舎が松下村塾です。
学び舎といっても、立派な建物ではなく木造平屋建ての8畳1室と10畳半の部分からなる建物です。
実際に見るとほんとうに小さな建物です。
松下村塾は松陰神社の境内にあります。
他にも境内の中には参道の左右にポールを建てており、
松陰先生の語録を学びながら神社へと向かう「学びの道」があります。
数えたら25の語録がありました。
松陰神社には松陰先生を主祭神とし、伊藤博文など53柱の命名をお祀りしています。
また歴史館には、松陰先生の御生涯について、様々な人形展示で学ぶことができます。
念願の松下村塾でしたが、行って間違いはありませんでした。
日本人なら一度は行くべき場所だなと思いました。
なぜなら松陰先生の想いは現代に通ずるものがあるからです。
松陰先生は人としてどう生きるべきかという高い志を先ず定めて、
それに向かって学問を修め、実践していくことを強く求められました。
この志があったからこそ明治維新を成し遂げることができたのだと思います。
ただ、現在は志から夢に代わっています。
これは同じ言葉の様で根本的に違う考え方です。
夢は自分のため。志は他人のため。
夢はどこまでも自分のためだけです。自分が満足したら達成。
一方で志は、大切な人のため・この国のため・これからの未来のため。
自分さえよければ良いではありません。
想いの力で考えるとどちらが強いかは容易に想像できると思います。
今私たちは激動の時代に入っています。
そんな今だからこそ、幕末の志士のような志を持って生きる必要があると私は思います。
志高い人が増えれば、明治維新のように日本は良い方向に向かっていくと思います。
2日間の山口県観光でしたが、絶景あり、歴史ありで素晴らしいところでした。
皆様方も機会がありましたら是非山口県に行ってみてください。山口県旅行 完。
今回はこの辺で。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すべてに感謝