いこるところに人は集まる
2024.03.22
皆様、いつもお世話になっております。
上田建築工房の上田です。
3月7日～8日に私が参加している中小企業家同友会の全国研究集会が三重県津市であり
理事として、支部の役員数名で初めて参加しました。
これまで全国障害者問題や、人を生かす経営全国交流会など全国行事に参加してきました。
全国大会は全国から1000人以上の経営者が集まり
12分科会（1分科会80～100名）で開催しています。
今回の参加者名簿を見て私が尊敬する広島のタテイシ広美社の立石会長の名前が
載っているのを確認し、懇親会に参加しました。
立石さんは、広島県府中市に会社を興し、現在は娘婿にバトンを渡し
同友会活動や地域発展の為に尽力している方です。
立石さんとの出会いは、前々支部長が、福山S地区の役員会に参加しようと
言われ参加したのがきっかけです。
広島同友会は2000名を超える経営者が参加する団体と成長し
広島では中小企業家同友会の存在がとても大きくなっています。
その立役者の立石さんと初めて出会った時のことを今でも憶えています。
包み込まれるような優しいオーラに触れ、そうかと思えば、熱く語っている。
いつの間にか耳を傾けて話を聞いていることに、驚かされました。
立石さんのエピソードで忘れない話は、奥さんとの会話の中で、
『幸せにすると言ったのにペンキだらけにしてゴメンね』という言葉です。
私も妻と一緒に働いているので、この言葉にはとても共感し
私達夫婦も大変だった時を思い返すと、この立石さんの言葉には胸が熱くなります。
その後、有難いことに2次会に行こうと誘っていただき、悩みを相談しました。
相談した内容は、会社経営と同友会活動は不離一体という事についてです。
(ちなみにこれは同友会の人にしか分からない言葉で申し訳ないです。)
私達経営者は地域なくして、経営は出来ません。
そしてその地域にいい会社が無いと人も残りません。
同友会理念は
『よい会社をつくろう』
『よい経営者になろう』
『よい経営環境をつくろう』
の3つの目的で活動しています。
よい経営者にならないと、人は集まらないし
社員が担いでくれる神輿にも乗せてもらえません。
立石さんは、いつも『いこるところに人は集まる』（備後弁）と言います。
熱い思いを持った人の所に、良い人材も良い情報も集まってくるというものです。
2次会で、広島に新しく立ち上げた支部の支部長ともお話ができました。
私達の会と同じ備北支部だそうです。
立石さんは中を取り持ち
『新しい支部の支部長と上田さんは同じ悩みが多いだろうから、一緒に交流しましょう』
といってくれました。
今度、泊りで遊びにおいでと誘っていただいたので、数名で行く予定です。
人の縁は不思議だなとつくづく感じます。
私も熱い想いであり続けたいと思います
すべてに感謝