「母に気づかされた夢の家づくり」
私は、兄が小学校に入る時をきっかけに大阪市から、岡山県の新見市に引っ越してきました。
当時、大阪で働いていた父は、仕事をすぐに辞めることができず、単身赴任で大阪に残り、母と兄弟4人で、新見での暮らしが始まりました。
ビルに囲まれた生活から、山に囲まれた生活に変わり、毎日がドキドキの日々でした。
何より山や川への探検がたまらなく楽しく、色の付いた魚を網で、兄と捕っていた際の出来事が忘れられません。
私たちが川だと思っていたのは、実は庭池で、人が飼っている錦鯉を兄と捕っていたようです。
ですが、その飼い主は怒ることなく、やさしく接してくれました。
新見の人のやさしさに触れた瞬間です。
その後、もの心がついた時、母にこう尋ねました。
「どうして父も居ない、知り合いも居ない新見に子供3人と住もうと思ったの?不安はなかったの?」
その問いかけに母は、
「幼い頃から借家住まいで、周りに気を使って生活して居たけど、今は家も広く、庭のあるあこがれの一軒家に住めるんだから嬉しいばかりよ!!」
その母の話を聞いて、
「家って人の不安や寂しさを押しのける、すごいパワーがあるんだな」
と幼いながらに感じたのを今もよく憶えています。
私の使命は、住まいづくりで、お客様の夢にあふれワクワクする暮らしや、豊かな暮らしのお手伝いをすることです。
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