「地域の住まいを守る!」
幼少期、父が地元の建設会社から大工として独立しました。
ある時父が一大決心をし、マイホームを建てました。
自己満足の父とは裏腹に、全く意見を聞いてもらえなかった母は不満だらけだった様です。
ケンカのたびに家の不満を父にぶつけていました。
いつも両親のケンカをみて育ったせいか、私は父の仕事を毛嫌いしていました。
そんな時、Uターンを期に、父の家業を付いだ長男からアルバイトを頼まれます。
そして家の骨組みを造る「上棟」に立ち会いました。
その時、夕日に照らされながら屋根で仕事をする兄を見て格好いい!!と感動し、この仕事につきました。
京都に出てさらに技術を学び、Uターン後は設計の資格をとりました。
お客様には母のように不満を感じて欲しくなかったので、使い勝手やあたたかさ、デザインなどを勉強しています。
そして、良い家づくりに励んでいる時です。
各地で甚大な災害が起こりました。
あの東日本大震災、そして熊本地震・・・。私たちは家づくりに従事する者として、自分たちの目で現地を見ておかなくては!との思いから、皆で視察に行き、言葉にならない思いを感じてきました。
その時の出来事や光景を忘れることなく、本当に「安心で快適な家」というのはどういうものか?と以前よりもさらに家づくりを深く学び、住宅の本質について突き詰めてきました。
私のミッションは、一から新しいお家を作る際にはもちろんですが、既築住宅の耐震改修などにも力を入れています。
そしていつか必ず、この地域の住まいを災害から守りたいです。
私たちの会社
Company