持続可能な社会への取組
2026.09.08

こんにちは。上田建築工房の上田です。
8月19日、毎年恒例の「全国SW会年次大会」が開催されました。
今年の全国大会も、開催に伴って排出されるCO₂をJ-クレジット等で相殺する「カーボン・オフセット」の考え方を取り入れて開催されました。
こうした持続可能な社会に向けた取組が、企業活動の中でも当たり前になりつつあります。
年次大会の様子については、また次回詳しくお話ししたいと思います。
さて、今回は、この年次大会での取組にもつながる、「持続可能な社会」について少し考えてみたいと思います。
昨今、さまざまな場所で「経済と環境」について議論されています。
経済活動を続けながら、どのように環境への負荷を減らしていくのか。
これは一部の企業や団体だけではなく、私たち一人ひとりにも関わる身近な課題になっています。
新見市でも、植林した木を伐採した後に再植林が行われなければ、森林資源の持続性が損なわれ、環境への影響につながるという話を耳にします。
ここで忘れてはいけないのは、豊かな自然環境があってこそ、私たちの暮らしや経済活動が成り立っているということです。
世界では、気候変動によって豪雨や洪水、干ばつ、熱波などの災害リスクが高まることが懸念されています。
日本でも、豪雨の激甚化や台風、猛暑など、気候変動によるさまざまな影響が指摘されています。
平和で豊かな自然を次の世代につないでいくために、私たちのような小さな会社であっても、できることを一つずつ考え、行動していかなければなりません。
私たちは「持続可能な社会への参画」を重要な経営課題と捉え、新築住宅では高断熱・高気密のSW工法を採用するとともに、原則として太陽光発電を設置しています。
住宅の省エネルギー基準についても、2025年4月からすべての新築住宅・建築物への適合が義務化されました。 住宅は一度建てれば、40年、50年、あるいはそれ以上にわたって使い続けるものです。
建築時に十分な断熱性能を確保しなければ、その後長期間にわたって冷暖房に多くのエネルギーを使うことになり、CO₂排出量の増加にもつながります。
また、高断熱化は室内の温度差を小さくし、快適性を高めるとともに、適切な設計・施工・換気と組み合わせることで、結露やカビの発生を抑え、建物を長持ちさせることにもつながります。
最近では、環境省が公開している「2100年 未来の天気予報」も話題になりました。
これは、十分な温暖化対策を取らず温室効果ガスの排出が続いた場合に、将来どのような気候になる可能性があるのかを分かりやすく伝えるものです。
将来の気温上昇は温室効果ガスの排出量によって大きく変わりますが、排出量が非常に多いシナリオでは、今世紀末に世界の平均気温が大幅に上昇する可能性が示されています。
そして、地球温暖化による影響は、気温の上昇だけではありません。海水温の上昇や海面水位の変化など、海の環境にもさまざまな変化が起きています。
海水温の上昇などにより魚の分布や漁場が変化しており、サンマをはじめ、日本の水産業にも大きな影響が出ています。
こうした気候変動の影響は、決して遠い世界の話ではありません。 当社でも、夏の暑さは深刻な問題になっています。
先日の社内会議では、暑さに強い宮本からも、
「気温が高い日は、15時を過ぎると仕事がなかなか進まない」という話がありました。 現場へのエアコン設置など、安全確保に取り組んでいますが、それでも40℃近い環境での作業は非常に厳しいものがあります。
猛暑は、社員の健康だけでなく、生産性や働き方、人材確保にも関わる経営課題になっています。
当社でもこの問題を深刻に受け止め、休日を増やすなど、働く環境の改善を進めてきました。
一方、私たちが提供する住宅についても、快適な住環境を実現しながら、冷暖房に使うエネルギーとCO₂排出量をできるだけ減らしていくことが重要です。
そのため、当社では、新築住宅に高断熱・高気密のSW工法を採用し、太陽光発電の設置を進めています。
社用車についても電気自動車が3台となり、少しずつではありますが、持続可能な社会に向けた取組を進めています。
また、先日は「第1回 岡山ゼロカーボン勉強会」にも参加しました。
一つひとつの取組は小さなものかもしれませんが、小さな会社だから何もできないの・何もしないのではなく、小さな会社だからこそ、地域に根差してできることがあると考えています。
私たちの子どもや孫、その先の世代まで、安心して暮らし続けられる日本であってほしい。
そのために、住宅をつくる会社として、これからも環境と経済、そして社員の働く環境を大切にしながら、持続可能な社会づくりに取り組んでいきたいと思います。

すべてに感謝

