世界ぜんたいが幸せにならなければ、個人の幸せはありえない
2026.03.19

こんにちは。上田建築工房の上田です。
新見でもようやく春らしい雰囲気を感じられるようになりましたね。
もうすぐ桜も咲き始めるでしょうか。
さて、3月5日~6日に中小企業問題全国研究集会(以降、全研)が岩手県で開催されました。
この全研に参加するため、初めて岩手の地に足を踏み入れました。
「岩手に来るのは最初で最後かな」と思いながら参加させてもらいました。
岩手県と言えば今、最も世界で有名な大谷翔平選手が育った町です。
彼の話も何度か出てきました。
今回参加した経緯ですが、私が参加している岡山県中小企業家同友会で来年度の全研を主催する運びとなり、理事として参加依頼を受けて行ってまいりました。
今回のスローガンは表題にある『世界ぜんたいが幸せにならなければ、個人の幸せはありえない』です。
これは岩手を代表する先人、宮沢賢治氏の言葉です。
パンフレットに絵がありますが、豊かな自然の中に咲き誇る桜があります。

それはまさに平和の象徴です。
この大地が豊かで、空が青くて、樹々が育つ。自然があるからこそ今、私達は生きることができていると感じさせられます。
世界各地で起こっている戦争も、いち早く終わって欲しいと切に願うばかりです。
そして、このスローガンの大切さは最終日に気付かされることになります。
初日は『どうする日本、地域から始める私達の地域づくり』の第5分科会に参加しました。
報告者は人口8000人の町で12名の社員数からグループで100人を超える会社にした手塚良太氏で、若手のホープです。
この分科会に参加した理由は、新見市より厳しい経営環境の中で会社を成長させている、その経営の実践を学ぶためです。
手塚氏は、子供の頃に父の会社に行っては女性社員に可愛がられ、その女性スタッフを第二の母と思って育ちました。
会社の経営状態が危ぶまれ、倒産の危機に直面した時に、『母達を救いたい』と思い、事業を継いだそうです。
最近では人との関りが減ってきている中、報告の中で一番耳にした言葉が『コミュニケーション』でした。
とにかく会話をして社員の想いに触れてきたこと、そして、手塚氏自らも経営理念を作成する時に、人生で成し遂げたいことが無いまま生きていたことに気付かされ、社員と共にその答えを問い続けてきたのだと感じられました。
社員全体の幸せがあって自分の幸せにつながるを実践した、スローガンにあった素晴らしい報告でした。
終了後は、全体懇親会でした。以前にお世話になった県外の方たちと触れあい、楽しいひと時を過ごしました。
自社へ帰ったら、社員へ私が期待する人物像や、10年後にどんな人になって欲しいのかを伝え、社員自身がどうなりたいのか問いたいと思います。
次回は涙なみだの2日目のお話です。
猛威を振るう大震災から学んだこと。

すべてに感謝

