南海トラフ巨大地震①
2025.02.14

いつもお世話になっております。
上田建築工房の上田です。
春の訪れが待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて、1月16日のNHKニュースで南海トラフ巨大地震の今後30年以内に発生する確率が「70%から80%」から「80%程度」に引き上げられたと報道されました。
つまり、政府が「以前よりも確実に発生する」と発信したことになります。
言い換えれば、「もういつ起こってもおかしくない」と認識しなければなりません。
昨年の元旦に発生した能登半島地震も、私たちが以前学んだ地震予想分布図には記載されていませんでした。

それを考えると、どこでどのような地震が起こっても不思議ではありません。昨年、私は社員とともに石川県を訪れ、地震の爪痕を目の当たりにしました。地震は、平穏な日常を一瞬で奪う恐ろしい出来事だと改めて考えさせられました。
熊本地震が発生した際、私は熊本の益城町へ視察に行き倒壊した建物の被害状況を見てきました。当時は、建物そのものに目を向けていましたが、今回の能登半島地震では地盤沈下によって傾いた新しい家々を目の当たりにし地盤の重要性を改めて痛感しました。
家づくりを考えている方は、一度現地を訪れてみるのも良いかもしれません。
能登半島地震では旧耐震基準の住宅がほとんど倒壊したようですが、その影響もあり、今年4月に建築基準法が改正されたのは誰もが予測できることだったと思います。
私が住む新見市は、新聞でも取り上げられましたが、旧耐震基準の住宅が全国トップ10に入るほど多く存在すると言われています。
そして、この改正により、4月から主要構造部に関わるリフォームには確認申請が必要となりました。これは、お客様にとっても安心できる改正だと思います。

出典:岡山県ホームページ (https://www.pref.okayama.jp/soshiki/12/)
建築基準法の第1章「総則」の〔目的〕第1条には、以下のように記されています。
建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。
この「最低の基準」をどう捉えるかは、建設に関わる人の考え方次第です。
では、皆様の家を建てる業者は、万が一の時にどこまで対応してくれるでしょうか?
それは、実際に水害や地震を経験した人に話を聞くと、答えが見えてくるのではないでしょうか。
また、本当に「良い家」は年間に何百棟も建てられるのでしょうか?
私はこの疑問と常に向き合いながら、日々の業務に取り組んでいます。
これまでの災害の経験や情報が活かされ
皆様の住まいづくりがより良いものになることを
心から願っています。
すべてに感謝
